暇乞い [脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)]
外出もすることが少ないので伸び放題でこんななってた・・・
髪の毛を相方に切ってもらった。
Keith UrbanのCDのブックレットを持ち出してこんな感じにと頼んだので・・・
今の私はKeith Urbanクリソツ。
以前から告知していたとおり熱海にブラッドパッチ治療に行ってきます。7度目と、脳脊髄液減少症を患っている人の中でもかなり多い方だと思うのだが、調べてみると10回(!)とかの人もいるようだ。
熱海のS先生が面白いことを言っていた。
一度の衝撃で数箇所から漏れていることがあるが、当然首より下の方にある腰の方に圧がかかるから、最初の検査では首からの漏れは見逃されやすいらしいのだが、下の方から順に漏れが止まって来ると、徐々に上部からの漏れが増えてくる。
あ~納得、圧力の問題ですね。
それと首から漏れている人は首を動かすとジャリジャリと音がする。
これも納得、ジャリジャリ、プチプチ、バキバキといろんな音がします。
と言うことは? 、首の漏れさえ止まれば復活か?
この6年間、次の検査できっと原因が・・・、今度の治療で・・・、手術さえすれば楽になる・・・。と次こそ、次こそ、と思い続けてきた。
痛い治療だし、施術後、必ずと言っていいほど症状が悪化したりするんで気が重いけど。
今度こそ・・・。
でも、もっと酷い病気や状況の人っていっぱいいるんだよな・・・。
そんなわけで記事のアップもしばらくできません。数日後には帰ってくる予定なのだが、数週間~1ヶ月は体調が良くないだろうし、安静にしていろと言われると思うので、動けるようになってからもしばらくは自重すると思います。
数少ない読者の皆さん、いつもありがとうございます。
戻ってきたらまたよろしくお願いします。
Gin Blossoms [Today's Album]
「New Miserable Experience / Gin Blossoms」 1992
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オルタナ、グランジ旋風が吹き荒れていた90年代初頭のアメリカのロック・シーン、そこにフォークやカントリーをルーツにしながらも、オルタナ・ファンにもアピールし得るガレージ・ロック上がりのラウドなギターサウンドと弾けんばかりのキャッチーさを武器にシーンを席巻、セールス面のみならず私のRock史にも深い爪あとを残したBandがいた。
Gin Blossomsである。
Alizonaで83年に幼馴染であったBill Leen(Ba)、Doug Hopkins(Gt)、Jesse Valenzuela(Vo)等を中心に結成、数度のメンバー・チェンジを繰り返し、Phillip Rhodes(Dr)、Robin Wilson(Gt)を加えたところで固定されるが、RobinとJesseが担当パートを交換、結果的にこれが大成功へと繋がることに・・・。
89年にリリースした自主盤がA&Mの目に留まり、91年にメジャー・デビューEP「Up & Crumbling」を発表。カレッジ・ロック・チャートで好評をはくし翌92年にリリースしたメジャー・デビュー・フル・アルバム。
このアルバムは発売から一年近くかけてジワジワと上がりながらチャートに居座り続け、シングルチャートにも2曲送り込んだロング・セラーとなった。Billboard Top 200では2曲のみだが、Mainstreem Rock Tracks、Modern Rock Tracks、Top 40 Mainstreem等のBillboardチャートを合わせるとアルバム中半分以上の曲がチャートの上位に食い込む驚異的な成績を収めた。
2000年に出されたデラックス・エディションにはオリジナルのリマスター盤に加え、ミニ・アルバムやアウト・テイク、ライブ・トラック等のレアな音源を満載したディスクをプラスした、豪華2枚組のお買い得盤。これが出されたことによりオリジナル盤も中古が二束三文で売られるようになりこちらもねらい目か?
彼等のサウンドはエッジの効いたハードにドライブするツイン・ギターに乗っかる、甘酸っぱいメロディ(この年でこんな言葉を使うのが気恥ずかしいが・・・)、すきっ歯Robinのどこまでも伸びやかでスムースなヴォーカルが武器で、The Byrds~The Long Lyders、Marshall Crenshawの流れを汲んだものと言える。
ここで一つ私が立てた仮説を・・・
すきっ歯ロッカーに外れ無し By Mudslideslim
①「Lost Horizons」、オープニングに相応しい爽やかでいて憂いがあり、ドライブ感も抜群の曲。身も心も病んでいたHopkinsの書くメロディは皮肉にも美しくも切ない。
②「Hey Jealousy」、Gin Blossomsの名前を全米に知らしめた代表曲。強烈にドライブするギター、固めの音作りが成されたベースに引っ張られる疾走感、痛いメロディ・・・。25位まで上がったヒット・シングル。運転中にかけて家が近づいても曲が終わるまで遠回りした経験が何度も。これもHopkinsの曲。
③「Mrs. Rita」、②が終わる頃にちょうど家に着かず、この曲に入ってしまうと続けざまに走らされた・・・・。②に匹敵する彼等を代表するようなメロディアスかつハードな必殺のチューン。
④「Until I Fall Away」、アルペジオが美しい、ちょいとテンポを落とした甘いメロディの曲だ。
⑥「Cajun Song」、Cajun-Zydecoミュージックの帝王、Clifton Chenierをアコーディオンに迎えたその名のとおりケイジャン・ミュージック調の曲。ルーツ・ミュージックへの愛情もしっかり感じられる。
⑧「Found Out About You」、こちらも25位まで上がったヒット・シングル。マイナーコードの響きがRobinの声に合う。
⑨「Allison Road」、これも彼等らしい切ないメロディと疾走感を兼ね備えたサウンド。The Byrdsスタイルのアルペジオも堪能できる。
⑩「29」、ミディアムテンポのこれまたメロディアスな曲、しかしRobinのヴォーカルは滑らかだ。普通なら聴き流しがちになる声質なのかもしれないが、エッジの効いたギターとの対比が素晴らしく、しっかりと心に入ってくる。
⑫「Cheatin'」、これはペダル・スティールも加えた本格的なカントリー・ロック。この曲を聴けば乱出するパワー・ポップ・バンドと違ってルーツ・ロック・ファンをも取り込んだ理由がわかる。非常にこなれた演奏だ。リード・ヴォーカルを取っているのはJesseだと思われる。
オリジナル・メンバーで、ソングライターとしてもバンドの重要なパートを占めていながらアルバムリリース後、レコーディング中にアル中と鬱による奇行でメンバーを悩ませていたHopkinsは追い出されることに。勿論、他のメンバー達には彼の書いた美しい曲がオンエアされ捲っていた93年の12月に、彼が38口径の銃身を咥えて自分の頭を撃ち抜くとは想像も出来なかったのだが・・・。
バンドはScott Johnsonで穴を埋めツアーを続行、95年にはMarshall Crenshawを共作者として招きサウンド・トラック「Empire Records」に「Til' I Here It From You」を提供してこれもヒット。96年には1stの路線を踏襲した2ndとなる好盤、「Congratulations...I'm Sorry」をリリース。「アルバムをサポートをするツアーに突入し、「Follow You Down」(9位)と「As Long As It Matters」(75位)と2曲のシングルヒットを生み出し、アルバムも10位まで上昇したが、半年持たずにアルバムはチャートから消え去り、勢いを失ったバンドは97年に解散する。
その後メンバーはGas Giants、Low-Wattsに分裂、それぞれ音楽活動は続ける。
2001年の大晦日、New Yorkで行われたコンサートのために一時的にリユニオンするが、2002年に正式に再結成。2006年には新作、「Major Lodge Victory」をリリース、イケメン・ドラマーPhillipがいないのは寂しいが(ライブでその他の演奏が荒れ気味でも聴きづらくならなかったのはPhillipの安定したドラミングに負うところが大きい。新加入のドラマーのライブ演奏はちゃんと聴いたことないのでわかりません!)、マイナーレベルでの活動ながら相変わらずのサウンドを届けてくれたのは嬉しいところ。
Gin Blossomsに興味を持たれた方、以前から好きな方はこちらの"Sunday"さんのページも覗いて見てください。私なんかよりもよっぽど愛情溢れる文章で彼等について詳しく説明してくれています。個人レベルのHPながら、Robinにインタビューも敢行するなど本気モードで彼等の来日を実現させようとしています。
あまりにも美しいメロディとあまりにも悲劇的なメンバーの自殺という相反する物事で世間の注目を集めてしまったGin Blossoms。
彼等はもう二度と過去のような成功を手にすることはないかもしれない・・・。
しかし彼等のファンにとってはメジャーかマイナーかなんてことは関係ない。New Albumで、残されたメンバーがHopkinsが生み出したサウンドを自らの血肉と化して全盛期を髣髴させる素晴らしいサウンドを聴かせてくれたのだから・・・。
Video! 「Hey Jealousy」
Michael Murphey [Today's Album]
私としたことが・・・CD化されたの見逃してました。
米版は限定5000枚シリアル・ナンバー入りのデジパック仕様で例のHip-O Selectから、恐らくこちらはダブルジャケットだったオリジナルのアートワークを再現しているのではと。
その他にオーストラリアのRavenからボーナス・トラック、ライブ録音5曲入りでもリリース。Ravenは今までRemasterでもあまりいい音だと思った試がなかったが、ボーナス・トラックに目がくらみ豪盤をチョイス。でもそんなに音質の悪さが気にならなかった。持ってたアナログがボロボロだったしな。それともマスタリングの腕を上げたのだろうか?
JTやCarol King、Laura Nylo等の西海岸系や都会派SSWは日本でも人気があるが、どうもカントリー系のSSWは正当な評価を得られていないような・・・。
Willie NelsonやWaylon Jennings等、Nashvilleでは外れ物だったカントリー・シンガーと、Guy ClarkやJerry Jeff等ソングライター・サイドからカントリーよりのサウンド・アプローチを行っていた連中がTexasで作り出した70年代のアウトロー・カントリー、プログレッシブ・カントリー・ムーブメント。その中心人物の一人だったのが"Cosmic Cowboy"=Michael Murpheyだ。
彼の代表作は大ヒット曲「Wildfilre」を含む「Blue Sky - Night Thunder」なのだろうが、荒削りだが素朴なサウンドと、瑞々しいヴォーカルが魅力的で、SSWという観点から見るとこちらの方が好みかもしれない。
Michaelの声は、透明感があり、いわゆるクリア・ヴォイスなのだが軟弱さは全く感じさせず、聴くものの胸に直接染み込んでくる優しさに満ち溢れている。
TexasはDallas出身、60年代にカリフォルニアでMonkees結成前のMike Nesmithと活動を共にした後、カントリー・ロック・グループLewis & Clarke Expeditionの一員として活動、彼の書いた「What Am I Doin' Hangin' Around」がMonkeesに取り上げられる。その後もFlatt & Scruggs、Kenny Rogers、Bobbie Gentry、Roger Millerといった大物達に作品が取り上げられ、なかでもKenny Rogersは大変な入れ込みようで全曲がMichaelのペンによるコンセプト・アルバム「The Ballad Of Calico」を発表している。
Texasに戻り、Austinを拠点に前述のプログレッシヴ・カントリー・アーティスト達と進行を深め、72年にリリースしたソロデビュー作。
プロデュースはDylan、S & G、Jonny Cash等Columbiaのアーティストとの仕事で有名なBob Johnston。 参加ミュージシャンには後にJerry JeffのLost Gonzo BandのメンバーにもなるBob Livingston、Gary P. Nunn、Nashvilleの敏腕セッション・ドラマーKenneth Buttrey等が含まれている。そしてクレジットには意外にもLeonard Cohenの名が"Good Spirits"として刻まれている。Bob JohnstonつながりでMichealを知ったLeonardはMichaelのソング・ライティング・センスに感銘を受け、彼を励まし続けていたらしい。
②「Natchez Trace」、これもまた先住民ナチェズ族に関するアコースティック・ロック・ナンバー。上手いとは言えないが、愛らしい味のあるボトルネック・ギターはどうやら本人による物らしい。
④「Harbor For My Soul」、は歪んだギターのオブリガードが高揚するMichaelのヴォーカルに拍車をかけるロックンロール・ナンバー。
⑥「Waking Up」、ピアノで始まる美しいメロディを持ったスローな曲。コーラス部分ではゴスペルの影響も感じさせるが、エキセントリックなエレキ・ギターとMichaelのヴォーカルが痛い。
⑧「Boy From The Country」、アコースティックな弾き語り調のこれも美しい曲。ピッキング・ハーモニクスも効果的。
⑨「What Am I Doin' Hangin' Around」、これはMonkeesバージョンでご存知の方も多いのでは。ここではシンプルなカントリー調のアレンジ。Michaelを代表する曲だ。
⑪「Backslider's Wine」、Jerry Jeff Walker、Earl Scruggs、Gary Stewart等に取り上げられたMichaelらしいカントリーソング。
全12曲プラス、ボーナス・トラックとして彼が正式にデビューする前の70年に録音された貴重なライブ音源が5曲収録されている。
"Cosmic Cowboy"の名を知らしめた続く2nd「Cosmic Cowboy Souvenir」、一枚飛ばして4th「Blue Sky - Night Thunder」もAmerican SSWファンなら是非とも抑えておきたい、カントリー系SSWの名盤。
82年にはLibertyに移籍、ミドルネームも使い始めMichael Martin Murpheyの3Mに。
時代の流れか、かなり洗練されたサウンドになってしまうが、メロディ・センスと清涼感のあるヴォーカルは健在でヒットを連発する。更に1985年にW.Bに移籍、カントリー・フィールドに戻り始める。1990年からは自作、トラディショナルを交えた「Cowboy Songs」シリーズをリリースし始め、古きよきアメリカン・カウボーイ・ソング、ストーリーの伝承者となる。これが予想外のセールスを記録し、W.BはWarner Westernなるレーベルまで立ち上げてしまった。(すぐぽしゃったようだけど)
Cowboy Songsシリーズは本当に内容が素晴らしく、曲名は知らずとも口ずさめるような曲がMichaelのヴォーカルで見事に新しい生命が吹き込まれており、将来的にも大いなる遺産になることは間違いないだろう。Cowboy SongsⅢでは棺桶からMarty Robbinsをたたき起こし、あの「Big Iron」を競演するなんて離れ業もやってのけた。
Eaglesの活躍で当時のカントリー・ロックで沸き立っていたカリフォルニアを捨てたMichael。ソングライターとして成功を掴みかけていた彼にとっては魅力的な土地ではなかったのであろうか?
「ウエストコースとでは誰もが競争意識が強く、周りの人々も批評的だった。そんな中ステージに立って自分の書いた曲を演奏するのには気が滅入った。それがAustinでは誰もがお互いに敬意を抱き、カントリー、ブルース、ヒスパニックの音楽に影響を受けた我々皆の音楽が一つの大きな流れになっていった。勿論、レコード会社の発掘によってそんな状況は2,3年しか続かなかったけれどね。」、
という彼自身の言葉に、大自然を愛する彼の音楽の持つ優しさの秘密が集約されている気がする。
ジャケがいいのでこっちも載せちゃえ!
Video「Cosmic Cowboy」 Willie Nelson’s Picnic '74より
非常に珍しい映像なのでは?残念ながら画質が悪いのと殆どの人が顔中毛だらけなので誰が誰だかわかりません。かろうじてWillie、Leon Russell、NGDBのメンバー、そして馬鹿でかくてやたら目立つDavid Allan Coeだけは確認できます。
それにしても皆楽しそう!
Video「Carolina In The Pines」
最近の映像のようだ。息継ぎ時に若干喘ぐような感もあるが、年を取っても透明感のある瑞々しい声を保っている。
これも画質悪くて顔がわかりません。
Ryan Adams [New Releases]
名実共に現在のアメリカン・ロック・シーンを代表するシンガーでありソングライターのRyan AdamsのNew Album「Easy Tiger」が月末にリリース予定。「Two」「Everybody Knows」(途中でフェードアウトされてるが)の2曲をこちらから試聴、ダウンロードできます。
http://fmusic.sakura.ne.jp/ryan_adams_two_feat_sheryl_cro.html
「Two」の方では最近、"大物食い"から一時のBaezみたいな"才能ある若手食い"になっちゃったSheryl Crowも参加。Ryanの素晴らしい歌唱にアルバムへの期待も高まります!
正規のリリース以外にも、溢れ出る才能とアイデアを抑えきれずにDJ. Reggie、Ghetto Birds、The Shit等、様々な名義でTechno、Hip-Hop、Punk等様々なジャンルの曲を膨大に制作、自分のサイトで公開しているのでチェック!正直、辛い物も多いがこれらの音楽も天才Ryanを生み出した要素なのでしょう。今までにも異色作「Rock N Roll」ももリリースしているが、内容は素晴らしかったので許しましょう。
もうチョイ我慢して待ちましょう!
http://www.ryan-adams.com/RyanAdams.html
おじいちゃんの話に耳を傾けるRyan君。
Healing? [MudslideslimのDetox]
去年、相方が気苦労からか、突発性難聴という病気になった。
耳鳴りがして、ある一定の音域の聴力がガクンと落ち、眩暈も伴うことがあって、治療が遅れると聴力が落ちたところで固定されてしまったり、メニエル病に移行してしまったりと難聴とはいえ侮れない病気らしい。
面食らった私は普段心労をかけていることが多いので、全面的にサポート、早期入院で事なきを得た。私同様、音楽好きの相方だが、なるべく耳を休めた方が良いとのことで、通常体調が悪い時には癒しとなる音楽が使えない。
症状が落ち着いてきてからも、怖いようで中々音楽を聴き始めることができなかった。そこで私が買ってきたのがモーツァルトの耳に優しい曲ばかりを集めたCD。これが心地よかったらしくMP3プレーヤーに入れて持ち歩き、寝るときもかけていた。おかげで彼女は徐々にRockも聴けるようになり、今でも「気分が落ち着く。」と言ってそのCDを聴きながら眠っている。
しかし、これが私にとっては拷問だった。
只でさえ眠れないのに、その音楽が耳に入ってくると落ち着くどころか、頭の中で巻き毛のヅラの男達とコルセットでやたらにウエストの細い女性達が舞踏会を始めてしまい、そのイメージを打ち消す事が出来ずに逆にイラついてしまう。
最近はどっちみち耳栓して寝ているので関係ないのだが・・・。
以前、TVであらゆる年齢層の人々に聴かせて最も多くの人にアルファ波がでた音楽がモーツァルトのものだった。というのを見たことがある。
が、誓ってもいい、どんな装置を使っても私の頭の中からは踊り捲る巻き毛のヅラしか検出できないであろう。
元々、アルファ波よりアドレナリンをエネルギーに行動するタイプだし、ハードコアなカントリー・ロックばっかり聴いているように思うかも知れないが、私にだって癒されたい時があります。そんな時はこんなの聴いてます。
因みにここに挙げるアルバムは巷で言われているヒーリング・ミュージックには程遠いサウンドです。
ヒーリング・ミュージックでは私の傷は癒されません。眠くなるという点では癒されているのかも知れませんが・・・。
Sings the Best of Jimmy Webb 1967-1992
- アーティスト: Glen Campbell
- 出版社/メーカー: Raven
- 発売日: 2006/05/16
- メディア: CD
優れたギタリストとしても知られるカントリー・シンガー。個人的にBacharachに匹敵するロック‐ポップス系ソングライターだと思っているJimmy Webbの曲ばかりを集めた編集盤。何故かWebbのオリジナル・アルバムは辛い物が多いのだが、Webb作品最高の歌い手である彼にかかれば・・・。
説明無用のスライド・ギタリスト、ギター一本で私の涙腺をゆるませることができる稀有な存在。⑤「Maria Elena」を愛聴。
ご存知JTの実弟LT。時折ソングライターとしてはこちらの方が上?と思うことも・・・。AORになってしまう一歩手前で寸止めのサウンドと繊細なヴォーカルが優しい。これ紙ジャケのようですよ。
①「Bright Side Of The Road」、タイトルそのまんまの⑤「The Healing Has Begun」。この人の作品に心を動かされている限り、自分はまともなんじゃないか、って思っちゃう。どんな時にも、この狂った世の中を生き抜く活力を与えてくれる人だ。狂ってんのは俺か・・・。
「Wichita Lineman / Glen Campbell」
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