Bruce Robison [Today's Album]
Today's album
「Country / Sunshine」 (2001)
Click the Picture!
「Country / Sunshine」 (2001)
Click the Picture!
今どきこの劇画調のジャケットにドン引きする人もいるかも知れない。しかし、彼はいたって大真面目でその世界を具現化しようとしている・・・・。TexasはAustinをベースに活動、Garth BrooksやTim Mcgraw, Dixie Chicksといったビッグネームに楽曲を提供してきた優れたソングライターである。前作までのメジャーレーベルの束縛から解放されたBruceは更にシンプルでトラディショナルなサウンドを追求。メインストリームのカントリーミュージックにある派手さはないが、ウォームなバックとどこまでも真摯で優しいヴォーカルスタイルが聴けば聴くほど心に染み入ってくる。Kenny Malone(Dr)、Dan Dugmore(EG)、Mickey Raphael(Harmonica)といった名手たちのツボを抑えた名演も特筆物!耳元で囁いている様なヴォーカル録音が素晴らしく、美しいスローナンバーの③「Blame It On Me」、⑪「Tonight」、奥方Kelly Willisが息の合ったハーモニーを聴かせる⑥「Friendless Marriage」、トーキング・ブルースの様に語り口調のメイン・リフレインから一転、突如インスト・パートへと雪崩れ込むエンディングが圧巻な⑦「What Would Willie Do」等、収録された11曲全てが、其々ストーリーを持った珠玉の短編集。棺桶まで持っていきたいカントリーアルバムだ。
コメント 0