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Willis Alan Ramsey [Today's Album]

Today's Album
「Willis Alan Ramsey / Willis Alan Romsey」 (1972)
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Willis Alan Ramsey

Willis Alan Ramsey

  • アーティスト: Willis Alan Ramsey
  • 出版社/メーカー: Shelter
  • 発売日: 1999/07/20
  • メディア: CD
Texasの七不思議・・・。
Leon Russellが主宰するShelterレーベルから、わずか21歳という若さで本作を発表し、批評家やミュージシャンの高い評価を勝ち得たのにも関わらず以後消息を絶ち、近年までミュージックシーンにその姿を現すことはなかったシンガーソングライター。(どうやらレコード会社との衝突でミュージックビジネスの世界が嫌になったらしい。)
全体的にアコースティック・ギターを基調に押さえ込まれた音作り、そこに適度にカントリー風のアレンジ、曲によってはアコーディオンやフィドルも加わりRamseyのブルージィーなVocalに色を添える。
Ramseyといえば、本作にも収録されているAmericaやCaptain & Tennileがヒットさせた②「Muskrat Love」があまりにも有名だが、他にもこの一枚のアルバムの中から、Jerry Jeff Walkerが⑪「Northeast Texas Women」を、Waylon Jenningsが⑤「Satin Sheets」を、Jimmy Buffetが①「The Ballad of Spider John」を、Jimmy Dale Gilmoreが⑥「Goodbye to Old Missoula」をと、アメリカ南部の名うてのミュージシャン多数が彼の曲を取り上げていることからも、どれ程Ramseyがリスペクトされていたかがわかる。とりわけ驚いたのは女性フォーク・ロッカーShawn Colvinが94年に発表した全曲カヴァーのアルバム「
Cover Girl 」で名曲「Satin Sheets」のLive録音を披露していたこと。
プロデュースはLeon Russellの片腕Denny Cordellと本人。Ramseyの内省的な詩の世界を支える面々はRussell人脈からは、本人、Carl Radle、Jim keltner、ウエストコースからはRuss Kunkel、Leland Sklar、南部、NashvilleからはEddie HintonにTim Drumonmond、Kenneth Buttrey、Red Rhodesといった面々、しかし本当に必要最小限で出しゃばらない演奏なので彼らのプレイを堪能したい方々にはお勧めできないかも。自身の弾き語りにセロが絡む⑩「Angel Eyes」も泣ける!
 
どんな21年を送ればこんな曲が書けて、こんな人生を悟りつくしたような声が出せるのか誰か教えてくれ!俺には210年かけても無理であろうが・・・。

さすがに今回は動画なし!

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